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Switchbotカーテンで自動で日差しを部屋に取り込む!【レビュー】

デジモノ
この記事は約8分で読めます。
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皆さんは毎日朝起きてカーテンを開けるだろうか。
人によっては開けずに真っ暗なまま部屋で一日過ごしてしまうという人もいるだろう。
私もその一人だ。

カーテンを開けない癖がついてしまっているので、せっかくなら強制的に開けてしまう仕組みを導入しよう!ということで、Switchbotカーテンを購入してみたので今回はこのレビューをしていく。

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Switchbotカーテンとは?

カーテンレール上に横にモーターでスライドする機械を取り付けることで自動でカーテンを開け閉めする堕落人間増長装置だ。

Switchbotカーテン本体

この装置をカーテンレールにつけることでできることは、

・スマホやリモコン、スマートスピーカーでカーテンを開け閉めすることができる。
・決まった時間にカーテンを開け閉めすることができる。

・光センサーで明るくなったらカーテンを開け、暗くなったら閉めることができる。
・ちょっとカーテンを動かすだけであとは自動で開閉できるようになる。
・IFTTT等を使って色んな条件でカーテンの開け閉めを自動化できる。

・外出先からカーテンの開け閉めができる。(要ハブ)

やれることは大まかにはこのくらいだ。

値段は定価で1万円弱くらい。

ちなみに両開き仕様にするには2台Switchbotカーテンが必要だ。

1台あたりいい値段がするので、とりあえず試したい人は1台購入して片開きのカーテンにして運用することをお勧めする。

付属のクリップでカーテン同士を留めると1台の片開き仕様にできる。

Switchbotカーテンの種類

注意が必要なのが、製品に種類がありカーテンレールの仕様によって購入する製品を選択する必要がある。

U型 / 角型レール

旧型(第1世代)

よく見かけるカーテンレール。
私の家のカーテンレールもこの型だったのでこちらを購入。
サイズを測るときに特に上の画像のCのサイズに注意したい。
ここが6〜8mmでなければレール内に入らないか、入っても干渉して上手く滑らない可能性がある。

ちなみに旧型と新型があるようで、新型の方はレールの対応サイズ等の拡大が行われている。
選択ができるのであれば新型を選んだほうが良いだろう。

新型の場合のサイズ
どの寸法も対応サイズが拡大されている。

今回私は2つ購入したのだが、片方は旧型、片方は新型だった。
Amazonであれば新型が注文できると思う…。

旧型

私の家のカーテンレールのCのサイズはジャスト6mmだったので入るか不安だったが、問題なく入った。
入らなかった場合は、カーテンレールの端のストッパーを外して端から入れると入るとの情報もあるが、詳しくはわからないが頭に入れておくと良い。

ちなみにSwitchbotカーテンの製品自体のカーテンレールCのサイズに関係しそうな箇所を自分で測ってみた。

上記の向きはレールに差し込んだ後に動作する向きの状態。
こちらは5mmジャスト。

上記の向きはレールに差し込む時の向きの状態。
この向きにして差し込み、90度回転させてセットする。
こちらは車輪部分が膨れており、その箇所が6mmジャストなので説明通りだ。

なお、私が計測したものは定規で測っただけで誤差があるかもしれないので参考にする際は自己責任で。

ちなみに改良前の旧型(ややこしい…)は、本体の取り付けボタンが出っ張っておらず、一度取り付けると取り外しが面倒になる程ボタン周りが固い模様。
幸いにも自分が届いたものは旧型でもボタン部分は取り付けボタンが改良されたもので簡単に取り外しができた。

新型

白を購入
足が細い
参考までにレールに差し込んだ後に動作する向きでの横幅は2mmだった。(旧型は5mm)
自己計測なのであくまで参考程度に。

一方こちらはレールに差し込む足の部分がかなり細くなっている。
これならば大抵のカーテンレールに入りそうだ。

新型で新たに追加された付属品は以下。

左からロール装着補助パーツ、替えロール(パッケージの上部の方、下部はカーテンクリップ)、ロールアタッチメントだ。

替えロールはレールに差し込みができない場合や、差し込んでもすぐに取れそうな場合に使う。
ロールアタッチメントはトーソー「エリート」というカーテンレールで使用するものらしい。

取り付け及びセットアップは非常に簡単なので割愛するが、以下の公式ページにて詳しく解説されている。

https://support.switch-bot.com/hc/ja/sections/1500002790061-各種設定ガイド

I型レール

I型レールの対応レール寸法。

ポール

ポールレールの対応レール寸法。

それぞれ購入する際は購入ページのSwitchbotカーテンが、自分のカーテンレールに合っている事、寸法が範囲内であることを必ず確認して購入しよう。

稼働レビュー

使ってみて思ったことを羅列していく。

意外と力が強い

私の家のカーテンレールは手で開け閉めする時にちょっと引っかかりを感じるような年季の入ったあまり滑りの良くないカーテンレールなのだが、それでもSwitchbotカーテンは意外とグイグイ引っ張って開け閉めしてくれた。

最大8kgの重さまで引っ張れるらしい。
もちろん滑りが良いカーテンレールにこしたことはない。

ちなみに別のカーテンで手でも明らかに引っかかるな。と感じるカーテンレールに取り付けてみたところ、途中で止まってしまった。
手で開け閉めして軽く引っかかりを感じる程度なら問題はないといったところだろう。

校正がズレてくる

この製品は最初に全開状態・全閉状態の校正を行う。
それにより、カーテンを%指定で開け閉めできるのだが、カーテンを少し動かすとあとは自動で動くTouch and Go機能を使ったり、長期間使っていると%表示と実際のカーテンの開き具合にズレが生じてくる。

何度も開け閉めしていると次第にズレて全閉にしても100%にならなくなってしまう。
ただ、実際のカーテンは完全に閉まっているので数値だけがズレている状態。

もちろん校正し直せるのだが、校正作業が全開全閉を2回繰り返す必要があり面倒。

個人的には全開全閉の指示を出した時はその度に自動で校正してくれれば楽に感じた。

動作音はなんとも言えない大きさ

これはかなり人によると思うが、私は割と些細な音でも起きてしまうタイプなので少し動作音が気になるかな?といった感じ。

ただ普通に起きている状態で動作させている分には動作音が鳴っている事は明らかにわかるのだが、特に気にならない。

アラーム代わりに日光と動作音で起きられるといえばそうなのでアリといえばアリ?

全開が中途半端

製品をカーテンの端とその2つ目の折り目の間に入れるため、全開状態が割と中途半端な状態になる。
手でやれば窓全体の80%くらいまで開けられるところ、Switchbotカーテンの場合は65%〜75%くらいまでしか開けられない。

気になる人は気になるだろうなぁというポイントではある。

工夫したらもうちょっと気にならなくできそう。

光センサー

Switchbotカーテンには光センサーも内蔵されており、アプリ側で閾値を決めて開け閉めができるのだが、使い勝手が微妙だ。

まず照度レベル1〜10まであるのだが、ルクス等の値ではなく独自の値なのでイマイチこの明るさがどの程度のレベルなのかというのがわかりにくい。

データの履歴も時間帯別に残っているのだが、なんとなくピンとこないのが画像からわかるだろうか。

また、閾値あたりの照度になると閾値を頻繁に跨ぐせいか何度も作動してしまうことがあった。

個人的にはHomebridgeで「ホーム」内の別の機器の照度センサーが使えるので特に必要のない機能となった。(後述)

一応ベータ版のようなので正式版ではもう少し良くなるかも。

スケジュール機能

スケジュール機能で決まった時間や曜日に開け閉めできるので、土日は除外してゆっくり睡眠、平日は毎日決まった時間にカーテンを開け閉めしたりとかなり便利に運用できると思う。

ちなみに機器本体にスケジュールは保存されるようなので、ハブやスマホが無くても動作するのも良い。

この機能だけでカーテンの開け閉めが億劫な人には買う価値があるかもしれない。

Homebridgeが使える

私がスマートホーム商品で必須な機能にHomeKitかHomebridgeが使えるという点がある。
SwitchbotカーテンはHomeKitにこそ対応はしていないものの、Homebridgeプラグインがあるので更に細かいオートメーションを組むことができる。

HomeKit、Homebridgeってなに?って人は下の記事を参考に。

もちろん私も早速Homebridgeプラグインを入れてみたので、Switchbotカーテンを買ってHomebridgeの構築をしたいという人は以下の記事を参考にしてほしい。

ちなみにこれを行うことによって、本来外出先からの開け閉めはSwitchbotハブというものが必要になるのだが、ラズパイ等でハブの代用ができるようになるもの良ポイント。

終わりに

久しぶりに私のスマートホーム関連のアップデート、今回はカーテンの開け閉めができるSwitchbotカーテンを導入してみたが、第一印象はスマートホーム感がかなり増した感じがして満足感が大きかった。

これを全部屋のカーテンに取り付けるとなるとかなりの費用になってしまうのが残念ポイントではあるが、とりあえず寝室やリビング等の主要な部屋のカーテンにつけるのはアリだと思う。

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