雷のピークな時期を迎えているが、雷の音と光が怖いという人や雷恐怖症の人もそれなりにいるのではないだろうか?
私は雷恐怖症って程じゃないけど少し身構えちゃうな…。
今回はちょうど雷が鳴っているタイミングがあったので、文明の利器「AirPods Pro」を使ってノイズキャンセリング機能で雷の音を小さくしたら恐怖心も小さくなるのかという検証を行なってみた。
AirPods Pro未装着状態、ON、ON+音楽をかけた3パターンでそれぞれどのように聞こえるか、私の感覚的に編集した音声ファイルがあるので参考にしてほしい。
あくまでこのような雰囲気という程度に留めて聞いていただければと思う。
スピーカーだと分かりにくいから自分が持っているイヤホンで試してみてほしいな。
ちなみにAirPods Proはアップデートでノイズキャンセルの効き具合が変わることがある。
これについては以下の記事を参考にしたい。
AirPods Pro未装着状態
ノイズキャンセリングのみON
ノイズキャンセリングのみをONにした状態でAirPods Proを装着。
今回私のイヤーピースはウレタン製に交換している為、通常より密閉性は高いと思われる。
遮音性の高いイヤーピースと合わせるのも効果的だ。
この状態で雷が鳴ると、雷が鳴っていることには普通に気付くが、ビクッとなることはない程度の音量に抑えられている感じがある。
ただ地響きを伴う低音は振動となって体に伝わるせいか、小さいながら聞こえる。
雷独特の尖った音が丸くなって少し音量が抑えられているので、ビックリすることはなかった。
雨の音は結構抑えられている感じだった。
ノイズキャンセリングON、音楽再生
次にノイズキャンセリングをONにした状態かつ、音楽を再生している状態ではどうだろうか。
音楽は50dBを超えないくらいの音量で再生した。
この状態で雷が鳴った時、雷が音楽の一部になるような馴染んだ音量感だった。
もっと音楽の音量を上げることで、かなり緩和できるとは思うが普通に耳に悪い。
地響きを伴う低音も音楽の低音と混ざり合って、曲の一部になるくらいとまでは行かないが、馴染んだ感じだ。
音楽効果で恐怖心も減るしなかなか良いのではないだろうか。
ちなみに一番近くで検証した時は落雷場所から約100m位でエンジンを切った駐車した車内にいた時。
AirPods Pro未装着の時はかなりびっくりしたけど、装着してノイキャンオンにしてアニメ見てたら雷のバリバリという音はかなり抑えられててビックリすることはなかったよ。(光は怖いけど)
ノイズキャンセリングの注意点
・近くに落雷した時等の突発的な大音量はノイキャンできない場合がある。
・電池持ちが若干悪くなる。
・周囲の音が聞こえづらくなる為、歩行中等は危険。
・特性上高音のノイキャンは弱い。
今回はある程度離れた雷なので、ごく近くに落雷した時等、突発的な大音量の場合はノイズキャンセルできない場合がある。
また、ノイズキャンセリングはマイクから拾った音で逆位相の音を作り出してぶつけることで音を打ち消してノイズキャンセルするのだが、高音域は波形が細かくなるので処理が間に合わず低音ほどキャンセルしない点にも注意。(これはどのノイキャンイヤホンにも言えるが、ここが性能差がよく出る部分)
終わりに
ある程度近くの雷はノイズキャンセリング+音楽再生でかなり雷の音は緩和されるので、雷に恐怖を感じやすい人(雷恐怖症の人とか)は良い対処法ではあると思う。
しかもイヤホンなので音楽を聴いてる体で恐怖心を和らげることができるので一石二鳥である。
雷の光も怖い人は、アイマスク+AirPods Proでノイズキャンセリング音楽再生で雷が鳴っていることは判別できると思うが、個人的には恐怖心はほぼ無くなる気はする。
イヤーピースを変更することで更に遮音ができることもあるので、それもアリだろう。
コメント