キャンプと言えば焚き火である。
大抵のキャンプ場では直火が禁止されているので焚き火台を使って焚き火をするだろう。
焚き火台にも様々な種類があるが、今回はその中でも有名なピコグリル、の中華製パチモノをレビューする。
ピコグリルとは?
スイスのアウトドアメーカーが発売している焚き火台。
他の焚き火台とは違う洗練されたデザインがとても特徴的だ。
そしてただただ高い。(値段が)
故に中華製パクリ商品が沢山世に出回ってしまった…。
中華製ピコグリルレビュー
というわけで、そんな高いピコグリルを買うお金もない為、ピコグリルとの比較ができないが、中華製パチグリル単品で見た時のレビューを見ていこう。
サイズ
組み立てたサイズを測るとこのようになった。
非常にコンパクトなサイズ感で、まさにソロキャンプうってつけの焚き火台という感じ。
収納時は部品を折り畳める為、付属のケースに入れるとこのようなサイズ感だ。
サイズは約35cm×約24cm
このケースも本家ピコグリルのパクリらしい。
付属品
私が購入したパチグリルは余計な付属品は付いておらず、本家ピコグリルとほぼ同一の内容だった。
・フレーム
・プレート
・スピット3本
パチグリルの種類によっては、灰受けがついたものもあるが、私は最小構成で値段が安いものを買ったので、灰受けはダイソーの浅型ステンレストレー(150円)を購入した。
この上にエセグリルを載せ、灰受けと芝生の保護が可能となる。
ちなみにパチグリルを収納袋に入れた状態でこのトレーに収納袋がちょうどすっぽり入るので良い感じだ。
拡張性
拡張性というのかわからないが、ダイソーにあったスタンド付き焼き網をパチグリルの上に乗せることができた。しかも購入したものはほぼジャストサイズだった。
乗せるとこんな感じ。
スタンドがちょうどプレートに引っかかりロックされるので網が動きにくい。
ちなみにこの状態の網からプレート中央の最深部までの距離は約16cmだ。
重いものを安定させて乗せたいのであれば、スピットと網の合わせ技が良い。
ダイソー様様である。
焚き火
薪での焚き火を軽くやってみたが…
火が付いてしまうと本当にめちゃくちゃ燃えるという感じだった。
あとは薪をどんどん入れていくだけでかなり簡単に焚火ができる。
焚き火の火の回し方とかにこだわりがある人はどんどん燃えるので面白みはないかもしれない。
風が強いと灰や火の粉が結構舞う気がする。
構造的に仕方ないかもしれないが、注意したい。
今回は小さめの薪を入れているが、大きくて長い薪も横にくべることができるのも魅力的だ。
だが、フレームにプレートをひっかけているだけの構造なので、あまり薪を置きすぎない方が良さそうだ。
調理
今回はスタンド付き焼き網を活用して、簡単なBBQをしてみた。
フレームの上に焼き網を乗せるパターンは炭火など火が上がっていないとちょっと焼け具合が心許ない距離だ。
薪の火だとこのくらいの距離がちょうど良いかもしれない。
薪がおとなしくなり、炭が頑張り始めてちょっと火元が遠くなったので、プレートの上に直接スタンドを使って置いてみた。
これが本当に良い感じの距離になって、スタンド付きなので安定感も良い。
パチグリルも感動したが、スタンド焼き網にも物凄く感動した。
終わりに
今回は中華製ピコグリルをレビューしてみた。
焚き火としても、使い方次第でBBQとしてもかなり活躍する良い焚火台だった。
コメント