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Apple WatchからiPhoneのミュージックが操作できない時の4つの対処法

Apple Watch
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今回は主にApple Music未契約でiPhone内に入っている音楽をApple Watchで操作できない問題の対処法だ。

watchOS 10.1、iOS 17.1でも、現状ではApple Musicを契約していてもiPhone上の音楽を再生するにはひと手間が必要なのは変わらず。
ただ、watchOS 9よりかは少しはマシになったかなという感じはした。

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watchOS 10の場合

「iPhone上」という項目は無くなったが、ライブラリ内にiPhoneの中に入っている曲も全て表示されるようになった。
しかし、曲を選択しようとするとタイトルがグレー表示になっており再生する事ができない。

曲名を押せない

対処法

予めミュージックアプリの右上のボタンからiPhoneに切り替えておこう。

この画面では右上の「…」をタップ

「AirPlay」をタップし、「その他のスピーカーとテレビを操作」をタップ、「iPhone」をタップすれば準備完了だ。

ダウンロード機能を使う

アルバムから曲を選択したい場合、ライブラリのアルバムから再生したいアルバムを表示し、アルバムタイトルの上で左にスライド、その後、「…」をタップし、「ダウンロード」をタップする。

おたくりんご
おたくりんご

「問題が起きました」と表示される場合はWi-Fiに接続すれば上手くいくかも…
外出先とかじゃ詰むかもしれないけど…
どうしてもダメだったら本末転倒だけどiPhoneのWatchアプリから「ミュージック」→「ミュージックを追加」だったら大丈夫だと思うよ。

そのままApple Watchにアルバムがダウンロードされるまで少し待つ。
しばらくすると、Apple Watchのミュージック内、「ダウンロード済み」から該当のアルバムが追加されているのでそれを選択すると曲名も選択できるようになる。

こうすることでiPhone上の音楽を「一応」操作ができる。

ただしこの方法は、Apple Watchに曲がダウンロードされるのでWatchのストレージは圧迫される。
逆に考えれば好きなアルバムをApple Watchに入れておけばiPhoneすら要らないのでアリといえばアリ…?

プレイリストをiPhoneで作成しておく

watchOS 9と同様。

ただしピンポイントの曲の選択はダウンロード済みの曲しか選択できず、ダウンロードしていない曲を再生するにはプレイリスト全体の再生かシャッフル再生をして聴きたい曲までスキップするしかない。

また、Apple Watchでプレイリストを作成したものだとうまく動かない。

シャッフル機能を使う

アーティスト、アルバム、曲それぞれ上部にあるシャッフルボタンで再生させる。
もちろんお目当ての曲をピックアップできないのでとりあえず再生させたい時には有効。

Siriに頼む

watchOS 9と同様。

ただしピンポイントに再生させるのは難易度が高い。

watchOS 9の場合

iPhoneにCD等からリッピングした音楽をApple Watchから再生させようとすると、
「この項目は再生できません iPhoneでこの項目を再生中に問題が起きました。」
と表示され、iPhone上の音楽が再生できない。

Apple Watchでこの画面が表示される。
以下の条件を全て満たすと曲の選択・操作ができない問題が発生する。
  • Apple Music、iTunes Matchを契約していない。
  • iPhone上のミュージックを再生させる。
    (iTunes Storeで購入した曲やApple Musicを除く)
  • 「アーティスト」か「アルバム」から楽曲を選択する。
    (アーティスト内のシャッフル再生は除く)

「プレイリスト」や「曲」からの選択は通常通り再生ができる。

プレイリストが選べるのは不幸中の幸いだが、よく使う「アーティスト」や「アルバム」から曲の選択・操作ができないのは致命的だ。

Apple Watch Series 5を購入した当初は正常に動作していた覚えがあり、watchOS 6.1ぐらいからこの問題が発生した気がする。

原因

Apple Music(iTunes Store)でアルバムを識別するために使用する一意の数値IDがCD等からリッピングされた楽曲には入っていない為に起こる問題らしい。

その為、Apple MusicやiTunes Storeで購入した楽曲は正常に再生できるが、自分でCDからリッピングしたものは再生できないような現象が起こるもよう。

各楽曲ファイルに一意の数値IDを埋め込むことで、再生できるようになるかもしれないみたいだが、曲数が多いと単純に面倒なのと、失敗の可能性も否めないので下手に自分でApple側に合わせるよりも、バグレポートとしてAppleに送って修正を待つ方が賢明だろう。

対処法

次はこちらを活用する

先にApple WatchでiPhone上の「曲」カテゴリから適当な曲を再生しておこう。

おたくりんご
おたくりんご

「曲」カテゴリからはどんな曲でも選択・再生ができるよ。

その後は通常通り、「アーティスト」や「アルバム」で再生したいアルバムを探す。

アルバム内の目当ての曲名を左にスワイプする。

曲名を左スワイプ

「・・・」ボタンをタップする。

・・・ボタンをタップ

「次に再生」か「あとで再生」どちらかを選択する。

どちらかを選択

例として、「A」「B」「C」というプレイリストの先頭「A」という曲を再生した後、上記の操作を行うとする。
次に再生→「A」の次に「人類みなセンパイ!」が再生される。
あとで再生→「C」の次に「人類みなセンパイ!」が再生される。

ある程度追加したら、あとは再生中画面に戻して曲送りをすれば目的の曲が再生できる。

オススメの方法として…

  1. iPhoneで1曲のみのプレイリストを予め作っておく。
  2. Apple Watchで操作する際にそのプレイリストを再生する。
  3. 「アーティスト」「アルバム」等で目当ての曲を探し、あとで再生でたくさん追加する。

今のところアルバム内の1曲を選ぶ方法としてはこれが最適だろう。

Siriに頼んでみる

例えば、Apple WatchのSiriに「iPhoneでヨルシカの曲を再生して」等と伝えると、ヨルシカの曲を再生してくれる。

一応、「アーティスト」、「アルバム」、「曲」単位どれでも選曲は可能だが、名前の被り、認識難特殊な読み方によりあまり精度は高くない。
しかも場所によっては声を出しづらいのであまりお勧めできない方法か。

一応Siriでも再生できることは頭に入れておくと良い。

Siriの起動はApple Watchの竜頭の長押しか、Hey Siriと呼びかけるか、口元に時計をもっていって話せば使用可能。(設定による)

プレイリストを作成しておく

本末転倒感があるが、iPhoneであらかじめプレイリストを作成しておくと、Apple Watchのプレイリストにも作成したものが追加される。
プレイリストからは正常に再生できることを利用した方法だ。

ちなみにApple Watchから新たにプレイリストを作成すると再生できないどころか、追加したプレイリストが削除できなくなるので注意だ。(iPhone側にも反映されない)

watchOS 9で確認した所、Apple Watchからプレイリストは作成できなくなったもよう。

実験で作った最悪な名称のプレイリストが消せなくなった

iCloudミュージックライブラリをONにする

Apple MusicまたはiTunes Matchに登録(各有料)し、iCloudミュージックライブラリをONにするとApple Watchから正常にミュージックが操作できるようだ。

オンの方法はApple MusicもしくはiTunes Matchに登録の上、「設定」→「ミュージック」→「ライブラリを同期」をオンだ。

ただし、私のようなCDから取り込むローカルライブラリ派はiCloudミュージックライブラリをオンにするとライブラリ内がメチャクチャにされることがあるので要注意。

おたくりんご
おたくりんご

私の環境では特にアートワークの書き換え(上書き)が酷くて、次にアーティスト名、曲名の書き換えもあったから即オフにしたよ…。

終わりに

サブスクリプションの流れにユーザーを乗せたいのは分かるが、サブスクにはない曲を入れている人も多数いるだろうから、これは早急に直してほしいバグの一つだ。

もしこれ以外に何か良い方法があれば教えてほしい。

アップデートで改善されたらまた追記する。

コメント

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