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テント内の結露対策に電気除湿機のmini deermaは使えるの?

キャンプ
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今回はキャンプ(特に冬)時に厄介な、テント内の結露を解決できるかもしれない電気除湿機のmini deermaを実際に使用してみてどのような結果になったのかを紹介する。

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mini deermaとは?

半永久的に使用できる電気除湿機である。
使用前に電源を繋ぎ、熱で中の乾燥剤を乾燥させることにより繰り返し除湿剤として使用できるという画期的な商品だ。

写真上の確認窓から見えるボール状のものが、オレンジ色なら吸湿可能状態、黒色に近くに連れて水分を含んだ状態となる。
この写真では黒色に近いので完全に水分を吸った状態となっており、乾燥が必要だ。

水分を含んだ状態から吸湿可能状態になるまで私の環境では半日以上は通電する必要があった。

通電時間は長めだが、1回あたりおよそ7円程度の電気代らしいので使い捨ての乾燥剤を買うよりも財布に優しいのだろう。

テントで使ってみた

ソロキャンプ時の1〜2人用テント内にて、テント設営完了時〜翌朝の起床時までmini deermaを設置したままにしておき、就寝前テントに入った瞬間と起床時のテントの様子を比べてみた。

まずはテントに入った瞬間は次の通りである。

テント設営後の内部から見たテント

内側にはもちろん水滴等も付着していない。
これが冬キャンプの時などは起床時にテント内側がびっしょり濡れていることがある。
果たしてmini deerma設置後はどうなったのか?

一晩設置して就寝後

↓↓↓

翌朝起床後の内部から見たテント

あまり設置している場合としていない場合の差異は感じられず、内側に水分が付いてしまっていた。

結論を言うと、mini deermaのみではキャンプのテント内除湿には使えない。

車中泊ではまだ試していないが、うまく除湿してくれるような気もしなくもない。
これは後日試してみようと思う。

テント内結露の予防法

mini deermaが使えないとなるとテント内の結露はどうすればいいのか。
簡単にまとめてみた。

換気をしてテントの外と内の温度差を小さくする

マスク着用で寝る
人間の呼気からの湿度上昇を防ぐ。

・床に少し厚めのシートを敷く
床からの湿気、冷気をシャットアウト。
私はグランドシートを敷き、テント内に銀マットを敷いてるので床が寒いと思うことは今のところない。

・テントの上にタープを立てる

・除湿剤等をもっと増やしてみる

正直のところ結露をあまり気にしすぎるのも楽しさ半減なので、程々の結露対策で、結露もまたキャンプの楽しさ(もちろん対策も)と受け入れてしまう方が良いと思う。
あとは吸湿性の高い布を持っていき適宜拭くのも良い。

mini deermaに適する設置場所

あくまで密閉に近い場所かつ2〜3畳程度の狭い場所の除湿に向いている製品だ。
想定される場所としては

  • クローゼット
  • カメラレンズ保管庫
  • 食品棚や本棚等
  • 車内

考えられるのはこんな感じだろうか。

mini deermaのメリット

  • 電気式なので半永久的に使用できる
  • 水分を出さない
  • スリムで置き場所を選ばない
  • 音が出ない

mini deermaのデメリット

  • 乾燥時間が半日程度と長め
  • 乾燥中かなり熱くなる
  • 意外と完全吸湿までの時間が早くて乾燥させる頻度が多い

乾燥させるために電源に接続するのが意外と面倒で頻度も高めなのが煩わしい。
忘れているとすぐに完全吸湿状態になり、吸湿が止まってしまう。

mini deermaがおすすめな人

こまめに通電して乾燥させるのを忘れず、使用する場所は狭い場所限定の人におすすめだろう。
少しでも広めな場所に置こうものならば数日で完全吸湿状態となってしまう。

正直私は何度も何度も通電するのが面倒で、ほぼ放置してしまっている。
もちろん元々はテントの除湿のために買ってみたが、結果がこれでは使い物にならない。(用途外なのだろうが期待してしまった…)

オススメの人はかなり限定的になってしまう商品かなと今のところは感じた。

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