Series 7からの買い替えで10をゲットし、半年ほど使用したのでレビューする。
外観
今回私は新色のジェットブラックを選択。
艶があって非常にかっこいいが、傷はつきやすくなっていそうと初見では感じた。

私は現時点で購入から約半年ほど経過し、結構いろんなものにぶつけているがめちゃくちゃ目立つ傷はついていない。
光に反射させたらわずかに傷と分かるようなものがついている程度である。
ジェットブラックでも傷はつきやすそうに見えるが意外と耐久性があるなと感じたのでこれからもApple Watchはカバーをつけることはないと思う。
またこのシリーズではだいぶ厚みが薄くなった(最薄部約9.7mm)ことで装着感が良くなったように感じる。

バンドは別売りサードパーティ品の物を購入している。
質感も高くその上安いので気に入っている。
個人的に気になった新機能
睡眠時無呼吸検知や水深水温測定等、新機能は色々と追加されているが、個人的に気になった新機能を紹介する。
スピーカーの再生範囲拡大


本体のスピーカーで音楽再生ができるようになった。音はサイズからすればかなり綺麗で一昔前のiPhoneみたいな音質だ。ただ、音量はそこまで大きくはならないので基本的に静かめな場所でちょい聴きする程度がベターな感じである。尚、スピーカーで音楽を再生しているとみるみるバッテリーが減っていくので常用は結構厳しい感じだ。
なお、ローカルの音楽はWatch本体に同期されていないとスピーカーから出力できないのは要注意。
(iPhoneに入っている音楽をWatchのスピーカーから鳴らすことはできない、Apple Music等iPhoneを通さないのであれば鳴らせる。)
ちなみにスピーカーからの音量が小さい問題も一部であるようだ。
私も突然音量が小さくなったことがある。これに対するアップデート等はまだ出ていないが注視していきたい。
ちなみにこの問題、Watch本体を水に浸し、コントロールセンターから防水ロックを有効にし、無効にして水を排出するのを繰り返すと聞こえるようになるという報告もあるようだ。
充電速度アップ
30分で80%充電できるようになった。
起床時に充電忘れで電池ギリギリでも家を出るまでの間に充電しておけば満充電近くまで充電できるので意外と電池問題を気にする必要がなくなってきた。

もっと電池がもつに越したことはないけどね
秒針の常時表示が可能に

常時表示での秒針、秒の表示が可能となった。
しかし今のところ対応する文字盤限定となっている。
個人的に非常に残念なのがデジタルでの秒表示対応が、「アクティビティデジタル」のみとなっている点だ。
早急にアップデートで全文字盤対応してほしいところだが、こういう所はかなり対応が遅い印象なので期待はできなさそうだ。
半年使用して
今からSeries 7に戻れと言われれば別に戻れる程度にはあまり変化を感じない。
期待していたスピーカー機能もバッテリーの減りがかなり速いのであまり使う気になれない。
だが無いよりかはあると便利ではあるとは感じた。
デザイン自体もそこまで変化はなく、新色のジェットブラックがちょっとイカすかなというくらいだ。
Apple Watchヘビーユーザーにとっては買い替えでも大きく満足するのだろうが、普段使いのそこまで様々な用途に使用しないライトユーザーであるのであれば、今のApple Watchのバッテリーがへたっている等がなければそこまで大きな魅力は私は感じなかった。
総じてSeries 7からの買い替えで私の使い方で恩恵を感じたのは充電速度アップと本体の厚みが薄くなったことだった。
年々値段が上がっている今、なかなか買い替えも進まなくなってきたのでこの辺りであっと驚く新機能も個人的には期待したいところだ。
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