AirPods Proは買いなのか?
結論から言うとガジェット好き、機能性重視の人は買いだと思う。
逆に音質重視の人はあまり買いではない。
ノイキャンがすごいとかその辺はいろんなレビュー記事で書かれていると思うので、できるだけあまり触れられていない視点と上記の買いと買いでない理由も含めて半年間使った感想を書いていく。
なんだかんだで高額な製品なのでよく考えて買おう。
AirPods Proの良いところ
Hey Siriの使用感
iPhoneのHey Siriはお世辞にも感度が良くないが、AirPods Proはなかなか良い感度で拾ってくれるのでiPhoneやApple Watchの操作をしなくても良くとても便利。
ただ外で恥ずかしがらずに
「Hey Siri!」
としっかり言うことが必須条件だ。
「アッ、ヘイシ…」
とか恥ずかしがって言っちゃうと無情にも音楽が流れたまま独り言を呟くオタクになるので注意が必要だ。
Hey Siriを認識すると音楽再生中なら若干音量が小さくなり、Siriが聞いてる感を出す。
しばらく何も喋らないとSiriが「聞いていますよ」と言ってくれるのが個人的にすごい好き。
そこからは通常通りSiriが動いてくれる。
ランニング中などはApple Watchを触るのも億劫になるので本当に便利。
自分がよくやるのはApple Watchのウォーキングワークアウトからランニングワークアウトへの切り替え。
基本的にiPhoneやApple WatchでできるSiri操作がほぼできるので散歩中等にはぜひ使いたい。恥を捨てろ。
ノイズキャンセリング性能
結局ノイキャンが素晴らしいのである。
ただ付属のイヤーチップでは自分の耳では右耳の密閉性がやや劣るように感じたので、
自分はウレタン製のイヤーチップを購入した。
ウレタン製チップは耳に入れる前にチップをギュッと押して耳に入れて、その後膨らんで行くので密閉性が高くなり、外部の音をかなり遮断してくれるのだ。
ノイズキャンセリングオフの状態で外部の音をそれなりに遮断されていれば、当たり前のようにノイズキャンセリングもめちゃくちゃ効いているように感じる。
上記のイヤーチップもウレタン製と似たように体温で変形し密着するような製品で人気だ。
今現在はこっちの製品(AZLA SednaEarfit XELASTEC)もかなり安くなったのでウレタン製から買い替えたよ。
耳に密着する感じはこっちが上だと思った!
最近ではAirPods Proに合うイヤーチップも中華製をはじめ、続々発売されてきたので純正以外を試すのは個人的にかなり推す。
本体アップデート
自分にはイヤホンにガッツリとソフトウェアが組み込まれてると言う感覚がないので、
WWDC20にてあった発表、ここまで大きめの機能を追加してくるとは思わなかった。
以下は追加予定の機能である。
・3Dサラウンドが楽しめる「空間オーディオ」機能
・Apple端末間での接続自動切り替え「自動スイッチング」機能
・音の聞こえ方を最適化する「ヘッドフォン・アコモデーション」機能
最近のイヤホン全般に言えることなのだろうが、機能が増えるというのはアップデートがめちゃくちゃ楽しみになるし便利になってポイントが高い。
このアップデートが楽しめる人は本当に買いだと思う。
ケースカバーの種類が多い
Apple製品と言えば純正以外のケースがとても豊富であることである。
それはAirPods Proも例外ではない。
別にケースを付けなくても何にも問題はないし、純正ありのままの姿が好きな人も多いだろう。
でもせっかくならみんなと違うAirPods Proにしてみたい!
他のワイヤレスイヤホンよりケースが豊富だからかわいい・かっこいいから変なものまで選ぶ幅が大きいのがとても良い。
自分はこのようなケースを購入し使っている。
ケースによってはカラビナなども付けられるようになるので、落としやすいAirPods Proにもケースは必需品と言っても過言ではない。
付け心地が良い
自分がカナル型イヤホン好きという点もあるが、結構付け心地が良い。
耳にスッと入れるだけでしっかり固定してくれる感じ。
固定されると激しい動きをしてもほとんどズレがない。
ただし、自分に合わない付け方をするとすぐに耳が痛くなる印象。
自分はうどん部分を真下に向けると気持ちの良い付け心地だが、うどん部分の向きが少しズレると15分ぐらいでちょっと耳が痛くなる感じがした。
AirPods Proの微妙なところ
アップデートで音が変わりまくる
良いところで本体アップデートの点を書いたが、逆に微妙な点でもある。
AirPods Proはアップデートの度にノイズキャンセリング性能、外音取り込み性能、音質などが変わることがあるのだ。
このアップデートはiPhone、AirPods Proが充電状態の時などに勝手にアップデートされる仕組みであるため、ユーザーが意図せずアップデートされることがある。
基本的に最新バージョンを使う仕組みになるので、自分好みのチューニングであるバージョンに固定することが難しい。
また、これまでAppleは更新内容を知らせていないため、実際にどのような更新が掛かったかはわからない。
音質重視のユーザーは、店頭で視聴して吟味して購入することが多いはずだ。
アップデートで音質、性能がたびたび変わっているのでそれが許容できない人は明らかに買うべきではない。
音質が普通
良くもなく悪くもなく。
フラットといえば聞こえはいいが、音質を求めて買うものではないと思う。
これもアップデートでチューニングされる感覚があるので、良く聞こえるようになるかもしれないし悪く聞こえるようになるかもしれない。
イヤーチップの形状が特殊
イヤーチップの形状がAirPods Pro専用の形状のため、多くの社外イヤーチップが使えない。
最近は徐々にAirPods Pro用のイヤーチップが発売され始めているが、まだまだ少ない。
ここは時間が解決しそうな気もするが、次期AirPods Proが同じ形状である保証がない為、将来的に考えると微妙な点だと思う。
終わりに
まだまだ現時点で購入して半年少ししか経っていないので、更なる魅力や欠点を発見するかもしれない。
その時はまた追記していこうと思う。
また、購入検討中でAirPods Proのこうした時の動作が知りたい、試してほしい事があったりすれば是非コメントにて教えてほしい。
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