皆さんはお茶を飲む時はどのようにしてお湯を沸かすだろうか?
鍋に水を入れて火で、ポットで、ケトルで等様々な沸かし方があると思う。
今回は私が使っている昔どこかで買ったケトルがちょっと1回で沸かす水の容量不足と感じてきたので、Amazonで目についた中華製のMilinというメーカーのガラス製電気ケトルを買ってみたのでレビューする。
ケトル選びに迷っている人、水を楽に沸かしたい人等参考になれば幸いだ。
外観
本体
やはりまず目につくのはガラスだ。
私自身前に使っていたのはガラス製ではなく、中の水がどうなっているか確認できなかったので、この透き通った本体にとても魅力を感じた。
また、操作部のディスプレイも特徴的だ。
ケトルにディスプレイってなんか未来感ないだろうか?
本体の重さは水が入っていない状態で約1kgと少し重い気はする。
水をいっぱい入れると力がない人は片手で持つのに苦労するかもしれない。
蓋は単純に本体に押し込んで周りのシリコン?で留める感じだ。
単純だが少々振っても蓋から水が出ることはなかった。
容量
水はマックスで1.7L入るため、たくさん熱湯が必要になった時等に重宝する。
最小で0.5Lから沸かすことができる。
開口部
水を入れる部分は広く、手を入れられる大きさがあるので掃除もやりやすく感じた。
蓋を開けた開口部分の直径は約8cmだった。
付属品
ワイヤレスのベースが一つと本体のみだ。
一つ感じたのは少しコードが短めだという事。
実測、ベースのコードの先端からコンセントの先まで約75cmだった。
延長コードが必要かもしれない。(このケトル自体のワット数が高いので高ワット対応延長コードを使おう)
機能
設定
ケトルに設定ができるっていうだけで凄い。
行える設定が以下の通り。
・温度調整
40℃/70℃/80℃/85℃/95℃/100℃
の6段階で温度調整が可能。
40℃なんかだとすぐに飲むことができるので意外と重宝しそうだ。
・2時間保温
簡単なポットみたいなこともでき、その温度の保温が2時間までできる。
基本的にはこちらは電気代も多少食いそうなので、私は別の魔法瓶等に移し替えている。
温度計測
個人的に感動したのは、湯沸かし時に、ディスプレイに現在の水の温度が表示されることだ。
これで大体後どのくらいで沸き上がるかも予測できるのが非常に良い。
照明
これも面白い機能だが、各機能でケトルの色が変化する。
まずは湯沸かし時。これは青にケトルが光る。
幻想的だ。
お湯が沸いたら音と共に青い照明が消灯するので沸き上がりがすぐにわかる。
もう一つは保温時。これは緑にケトルが光る。
こちらも幻想的だ。
このように色で状態変化がわかるのは面白いしわかりやすいと思った。
空焚き防止
あんまり詳しくAmazon等に載っていなかったので心配だったので、水を入れずに沸かそうとしたところ、しばらくして強制的に電源が切れたので安全性は問題ないようだ。
使用感
今回は検証で、MAX1.7Lの水を入れ、100℃に設定してお湯を沸かしてみた。
まずガラス製で水の様子が見えるのが非常に楽しい。
初めて見る分には見ているだけで時間が潰せる。
1.7Lの水で100℃だと、沸き上がりに約10分ほど掛かった。
ケトルを色々と使ってきたわけではないのであまり比較はできないが、水が沸き上がるまでの時間もそこまで苦痛になる程長いというわけでもなく標準的だと感じた。
今回は1.7Lとかなり多めなので、少なめだともっと早く沸き上がるだろう。
注ぐときは大袈裟に傾けても蓋の部分からお湯が溢れ出したり、蓋が取れたりすることも無く良かった。
水の量が少なくなって、大きく傾けても蓋が外れたりすることもなかった。
ただ、水がMAXの状態だと流石に本体の重さも相まって手が少し疲れるかなという感じだ。
あと気をつけたいのが、なんとなくガラス製なのでコップみたいな感じで熱いものが入っていないと心理的に感じてしまうかもしれないが、沸騰直後等は普通に火傷するくらいに熱いのでガラス部分は触らないようにしよう。
終わりに
温度調整ができる点、ガラス製で水の捨て忘れや状態確認ができる点、ビジュアルが良い点、そしてそこまで値段が高くなく、なかなか良いケトルだと感じた。
バリバリコーヒーやお茶を飲む人、カップラーメンをよく食べる人等のみならず、とりあえず一台あってもオッケーな商品だと感じた。
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