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Ergohuman PROに1年半座ってみた

家具
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今回は椅子のお話。
約1年半ほど前に、エルゴヒューマンプロというちょっと良い椅子を購入して座り続けている。
この椅子のレビューを書いていく。

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自分自身の体の変化

まず初めに感じたのは、知らない間に椅子による疲れがほとんど出なくなった。
購入前は楽天のセールで買ったようなよくわからない椅子に座っていたが、長時間座っていると腰をはじめとした様々な箇所に疲れが出た。
だが、エルゴヒューマンはほとんど疲れが気になることなく、あまり良くはないのだろうが長時間座っていられる。

商品レビュー

機能紹介と共に私の感想をレビューする。

デザインが良い

エルゴヒューマンプロ

私の主観であるが、シンプルなデザインでApple製品にもマッチしていると感じる。
正直ゲーミングチェアと迷っていた時期もあったのだが、あまりにも部屋の雰囲気、Apple製品とマッチしなさすぎて自動的に除外された。

多色展開されている点も良い。

可動箇所が多い

可動する箇所が多く、自分の体にフィットするよう細かい調整ができる。

アームレスト

アームレスト

高さ調節と角度調整ができ、前後左右に少しだけ動かせる。
必要十分な面積があり、滑りやすいといった材質でもないのでしっかり腕を置くことができる。
角度を内側に向けるとアームレストに腕を乗せたままキーボードも打てる。

座面高さ調整

このレバーで高さ、座面、リクライニングを調整する。

座ったままレバーを引くと座面が下に下がり、体重をかけずにレバーを引くと座面が上に上がるよくあるやつである。

身長165cmと小さい私だが、最小高さでちょうど足が床に着くぐらいである。
最大にすると普通に床に届かない。

ホームセンター製オットマン

私の場合は低すぎると作業がしづらいので、アームレストが机に当たらないギリギリの高さまで上げて、床にホームセンターで購入した木の足場を置いてオットマンがわりにしている。

座面奥行調整

レバーを奥に押し出すと、座面を前後に調整できる。
私はやや前気味にしている。
後ろにすると腰当てとのフィット具合が微妙になるからだ。
この微妙な感覚を調整できるところも良いところだ。

リクライニング

レバーを手前に引くと、リクライニング調整ができる。
リクライニングした状態でレバーを真ん中に戻すと、その場所でリクライニングのロックができる。(ロックは無段階ではなく多段階)

激しくリクライニングできる機種ではないが、少し伸びたいと思った時にグイッと倒してリラックスはできる感じである。
逆にリクライニングして寝ようと思っている人にはおすすめできない。
というか普通に横になった方が体にも良いと思う。

リクライニング固さ調整レバー

また、リクライニングの固さも調節できる。
レバーを時計回りに回すと固く、反時計回りに回すと柔らかくなる。

固くすると体重をかけても跳ね返される感じ、柔らかくすると体を椅子に預けるだけで普通にリクライニングしてしまう。
個人的にこの固さの調整は気分によって変わるので嬉しい調節機能だ。

背面高さ調整

背当て部分と腰当て部分は同時に可動する。

背面部分もボタンを押して高さ調節ができる。
背当て、腰当てが自分の体のちょうど良い位置にくるよう調整する。

多くの椅子は座面と背面がくっついているものが多いので、ここを調節できるのは大きい。

ヘッドレスト

中途半端なヘッドレスト

ヘッドレストの高さ、角度も調節できる。
ここは特にボタンを押しながらではなく、直接動かすだけで調節可能。

このヘッドレスト、少し前に飛び出しすぎている気がするのは気のせいだろうか。
私的にはヘッドレストだけはもう少し後ろに引っ込めるか、前後の調節がほしかった。
姿勢の正しさ的にはこの位置が最適なのかもしれないが、首がピンとしすぎて少し疲れる。
ヘッドレストが前にありすぎて首が無理やり立たされている感じだ。もう少しだけ首をヘッドレストに預けたかった。

ちなみに角度調整もヘッドレストが円弧状に出っ張っている為、調整してもあまり意味がない気がした。

座面角度調整

こっそりノブが搭載。回すのが結構面倒。

あまりこの機能は見ないが、エルゴヒューマンプロには搭載されている。
机に向かって前傾で作業する(書き物とか)人にはオススメの機能だろう。

調節が少し面倒で、椅子から降りて座面下にあるノブを回す必要がある。

私は集中すると前傾姿勢になってしまうので、やや座面を前傾気味に角度調節している。

夏でも使いやすい

ほぼ全面メッシュになっているので、夏でも蒸れにくく使いやすい。
逆に冬は少し寒い気もするが、私はあまり気になったことはない。

酔う

私が特殊なのかもしれないが、このメッシュ座面、座った感じが少しハンモックに乗っているようななんとも言えない感覚で、しばらく座っていると私の場合ちょっと気持ち悪くなり、体が重い感じになってしまう。

この時点で「あぁ椅子選び失敗したか…」と思ったが、クッションを置くだけで解消された。
このハンモック的感覚がどうも私には合わなかっただけなのだろう。

クッションもコテコテの北白川たまこだ。

ちなみに背面部分のメッシュに関しては、何も敷いたりしていないが酔ったり体に異常を感じたりしないので問題ない。

キャスターの滑りが良い

良い感じに動くキャスター

今までが安物椅子に座っていたからかもしれないのだが、キャスターの滑りがよく、ちょっとした移動は座ったまま難なくできるのが良い。

安物椅子の場合、椅子の足部分がくるくる回転して非常に動きづらい、キャスター自体が回らないといったことがあったが、エルゴヒューマンは今のところそういった事は感じられない。

ギシギシ音がしない

可動部分が多い為、心配していたが気になるギシギシ音は1年半使った現在では鳴っていない。
これは夜間等意外とストレスになるので重要である。

細かいところはちょっと安っぽい

やや高い椅子とはいえ、プラスチック部分とかはそれなりにある訳でよく見ると安っぽく感じてしまう事はあるかもしれない。

だがデザインが良く、その安っぽさをしっかりカバーしていると思うのでそこまで気にする必要はないと思う。

オットマン付きの必要は?

あるに越した事はないだろうが、価格差が少し大きいので私はその差に見合うほどではないと感じるので必要ないと思う。

私のように身長が低い人が、内蔵オットマンを使用して作業が楽になるかというと、構造的に足を伸ばす専用のオットマンに見えるので楽になるとは思えない。
それよりも上質な別売オットマンを購入し、足を置くということに特化した製品を買うべきであると感じる。

休憩の為に必要なんだ!と言う方もいるかもしれないが、家で内蔵オットマンで足を伸ばして楽にするぐらいなら少し移動して、ベッドに横になった方が遥かに楽だし休憩ができる。(寝てしまうリスクはあるが)
逆にオフィスならばアリかもしれないが…。

終わりに

合う椅子は本当に人それぞれであると安物椅子を渡り歩いて感じた。
実はこのエルゴヒューマンプロもネットで買っちゃえ!みたいな感じで買ってしまったので、実際に試座はしていない。
今回なんとなく当たったようなものだが、失敗しない為にも家具屋で試してみるのも一つの手だろう。

私はこのエルゴヒューマンプロを買って満足している。

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