今回は完全に自分が好きなアーティストの一人である韓国人作曲家のESTiさんを語ろうと思う。
ESTiさんの人物自体はよくわからないので省略する。
詳しくはWikipediaでもみてほしい。
とにかく作る曲が好きなのだ。
ESTiさんにハマったきっかけ
現在はサービス終了したが、オンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフパンヤ」の3回目のメジャーアップデートのメインテーマ曲、「Revive」でESTiさんの曲と初めて出会った。
この曲の爽快感とカッコよさに一気に惹かれ、ESTi曲を漁り始める事になる。
ESTiさんの活動
ゲーム関連
当時、ESTiさんについて漁っているとネトゲ音楽界隈では結構有名な方だと知ることができた。
ESTiさんを私が見つけた当時はまだまだパソコンによるオンラインゲームが盛り上がっていた時期で、ネットゲームと言えば韓国産のゲームといった感じだった。
ラグナロクオンラインをはじめとする、SoundTeMP名義での活動では「Purity of your smile」等が有名ではないだろうか。
ESTiさんの手がける楽曲は独特なリズム感や何となくESTiさんっぽいな?というフレーズが結構ある。よくESTi節と呼ばれていたのも覚えている。
個人的にはストリングスやパッドの扱いがとても心地よく好きだ。
他にもラテールや、テイルズウィーバー、DJMAX等様々なオンラインゲームに楽曲提供を行っていた。
昨今はスマホの普及により、パソコンのオンラインゲームが衰退してしまったのがとても悲しい。
もちろん、PCネトゲが衰退したからといってESTiさんの活動の幅が狭くなるわけではなく、最近ではスマホゲームやチュウニズム等のアーケードゲームの楽曲提供等も行っているようである。
チュウニズムへ提供の「Anemone」は、DJMAX「Oblivion」を思い出させる楽曲で一部ユーザーはESTi節を感じられることができるだろう。
また、ESTiさん自身日本語が堪能である為、作曲のみならず作詞も手掛けている事が多いのも驚きだ。
上記のアイマス楽曲もその一つである。
同人
同人活動で日本との交流もよくあるようで、ESTi節色濃い楽曲やそれを感じさせない楽曲等もありそちらも楽しい。
プロデュース
そして最近では自身の事務所である「ESTIMATE」を立ち上げ、歌手のプロデュース等も行っている。
日本人の寺本來可さんが全曲韓国語で歌う「ソウル女子」というアルバムを総合プロデューサーという形でリリースした。
もちろん私も購入済みだ。
このアルバムも今までのESTi節をあまり感じさせない新しいESTiという雰囲気を感じられた。
特に80年代90年代ポップス好きは必聴である。
ちなみに「ソウル女子」のアルバムはプロデュースが主なようで、楽曲自体は一部のみの作編曲なのは注意してほしい。
私がお勧めするESTi楽曲
インスト曲
ESTi名義より前のSilhouetti名義での曲だが、「Birthday Etude」という曲が一番お気に入りだ。
シンプルだがおしゃれな音使い、ジャケットに合わせて作曲したのかはわからないが、かなりジャケットに似合った渋くて洒落た優しい楽曲だ。
正直「オーロラ色の空の果てで」と迷った。こちらも是非聴いてほしい。
ボーカル曲
ESTiさんのボーカル付き楽曲はパンヤポータルの「starlight」が好きだ。
もちろんESTiさん作詞である。
ボーカルはSanchさん。この方も韓国人だがめちゃくちゃ日本語を上手く歌うし、可愛すぎない声と透き通った歌声が心地よい。
個人的にはこの二人でユニットを組んでほしいぐらいあるが、最近はあまり二人で活動はしていないようだ。
ESTiさん自身がボーカルの曲はほぼ無く、たまにデモ音源をSoundCloudやTwitter等に上げていたのを覚えているぐらいである。
上の同人の項目で紹介した「shearing stress」は一応ESTiさん自身の声だ。
リミックス曲
ESTiさんのリミックスもかなりクセになる。
もちろん原曲あってのリミックスだが、大抵私が聴いた場合は原曲よりESTi Remixの方が再生回数が多い。
インスト曲のリミックスでは「Relation Re:Again」が最高だ。
フュージョン的な曲調で、サビ後に入るピアノが堪らなく恋に落ちそうになる。
ボーカル曲のリミックスではberpopシリーズかで迷ったが、同じくSound Onlineのアルバムから「In My Heart (ESTi Remix)」が好きだ。
原曲はジャケット通りの突き抜けた透き通る空感のある心地よい楽曲だが、リミックスはそこを上手く引き継ぎつつオリジナルを補完するような優しいけど力強さのある良リミックスとなっている。
終わりに
私がESTiさんの楽曲に出会って、ゲーム音楽の魅力にハマり、ESTiさんが様々なジャンルを手掛ける度に私も様々なジャンルの曲を知ることができて嬉しい。
学生時代はiPodでずーっと聴いていた。
これからも様々な挑戦や活躍、そして新しい曲を楽しみに待ちながら、今日もESTi曲を聴く。
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