着々と新しいMac購入に向け、デスクトップ環境を新しく構築しなおしているところだが、今回はついにまずはキーボードからApple純正の呪縛から解き放たれることにした。
レビュー
外観
Keychron K2は75%レイアウトのキーボードでいわゆるフルサイズのでかいキーボードと違い、横幅が抑えられたコンパクトなキーボードだ。
ESCキーのオレンジ色がアクセントで可愛いかっこいいデザインに惚れた。
ちなみにキーキャップはWindows、Macそれぞれの変更用のものが付属されている。
またキーキャップとキースイッチを外す器具、USBA-Cのケーブルがある。
K2にもさまざまな種類があり、バックライトの種類だけでも、バックライトなし、ホワイトバックライト、RGBバックライトが揃えられている。
また、ホットスワップ可能なモデル、不可能なモデルもあり、軸は赤、茶、青から選ぶことができる。
USキーとJISキーも選択可能だ。
今回私が購入したのは以下の構成のK2だ。
下のリンクは私の構成と全く同じものだよ。
サイズは317mm×129mm。
75%キーボードなので流石に幅を取らない。
この辺りテンキー付きのものになると幅が広すぎて逆に作業効率が悪くなるので、よほどテンキーを頻繁に使用する人でなければ、テンキー無しのキーボードを選択すべきだと感じる。
この辺りは以前のテンキー付きMagic Keyboardでも言及しているので参考にしてほしい。
機能性
接続&バッテリー
Windows、Macに繋げる際の切り替えスイッチとケーブルで接続かワイヤレスで接続かの切り替えスイッチがある。
USB-Cポートは充電用。
ワイヤレスの場合、接続先が3台まで登録できる。
バックライトオフで最大240時間使用可能、1日8時間使用で約1ヶ月ほど。
これなら基本的には無線運用で月1〜2回の充電で良さそうだ。
角度調節
キーボードの足は立てることで3段階の角度に変えられることができる。
また、RGBモデルのみだが、キーボードのフレームがアルミニウムとなっており高級感がある。
その分、手に持った感じはずっしりとした重さがあるので、持ち運びを考えるのであればプラスチックフレームの方が良さそうだ。
だが、重みがある分、簡単には入力等でキーボードがズレたりガタガタする心配もなく非常に安定感がある。
アルミは約794g、プラスチックは約663gらしいよ。
ホットスワップ
私が購入したものは、キースイッチを交換することで様々な音、感覚をカスタマイズすることができるホットスワップ可能モデル。
ホットスワップ不可能モデルもあるので、交換したいと思っている人は注意しておこう。
今回私は茶軸を選択した。
メカニカルキーボード初心者おすすめらしい茶軸だが、この記事の後ほどASMR動画として打鍵音を撮ってみたのでぜひ参考にしてみてほしい。
バックライト
個人的にはバックライトはなければなくて良いと思っていたが、付けてみると想像以上に綺麗に光ってくれて楽しい。
ライトのオンオフはFn+ライトキーで簡単にできる。
起床時や就寝前等は暗闇でMacを触ることがたまにあるので、意外とバックライトは重宝したりすることにも気づけた。
普段あんまり使わない記号キーとかどうしてもキーボードに目が行くことがあるから暗闇の時に光ってると場所がわかって便利だよ。
タイプ感
今回は茶軸を選択。
キーを押した感覚では、適度に深さを感じ、最後まで押し切る直前にキーが反応する。
これが良いか悪いかは人それぞれかもしれないが、速くバシバシ入力したい人にとってはちょうど良い具合だ。
茶軸のタイプ感も絶妙で、気持ちの良い打鍵感と打鍵音が打っていて楽しい。
青軸ほど音が派手ではないが、尖りすぎず、でも音もある程度楽しくとてもバランスが取れた軸だと感じた。
個人的には赤軸と茶軸のタイプ音はそこまで大きく私には違いがわからないので、タイプ時に若干のカチッとした感触が欲しければ茶軸、スコスコ入力したければ赤軸で決めて良いと思う。
青軸はやかましいので人を選ぶかもしれないが、同時に爽快感もあるので楽しい。
ただ、爽快感に慣れてしまった時にただうるさいだけになるかもしれないと思ったので私は選択しなかった。
どうせキースイッチ変えられるしとりあえず直感で一番欲しいと思った軸を買うのもありだね。
ファンクションキー
ファンクションキーにある機能も順番もMac純正を意識したものとなっており、純正キーボードからの乗り換えも容易だ。
ついでにスクリーンショット(画面切り抜き)キーもあるので、わざわざショートカットを押さなくても良い。が、これは別にあってもなくてもよかった感はある。
気になったこと
Optionキーが1つしかない
スペースキー左側にしかOptionキーがなく、右側はFnキーとなっている。
私はそこまでOptionキーを多用しないのでそこまで気にならなかったが、普段からよくOptionキーを使う人にとっては注意が必要。
他のApple純正と組み合わせる時の凸凹感
Magic Trackpadと組み合わせ Magic Mouseと組み合わせ
現在のところ、Keychron K2とMagic Mouse、Magic Trackpadを使用しているのだが、隣りあわせて置くとK2の厚さが気になってしまう。
純正が薄すぎるとも言えるのだが、若干凸凹コンビに見えてしまう。
対策としてはマウスも純正以外に変える、K2ではなくK3などスリムな方を選択するのもアリかもしれない。
私はキーボードを社外品にしたのでマウスも少し厚みのある握りやすいマウス(Logicool MX Anywhere 3)を購入した。
高さ(厚み)があるので打ちにくい
若干高さがあるので手首の角度をつけるか、浮かせた状態で入力する必要があるので、Magic Keyboardのように薄いキーボードに慣れていると長時間の入力に疲労を感じるかもしれない。
私はKeychron純正パームレストを合わせて購入したので特段気になることもない。
高さが気になる人はパームレストも合わせて購入した方が良いかもしれない。
打鍵音ASMR
一時期キーボードタイプ音のASMRにハマっていた私だが、今回自分でもこのKeychron K2で作ってみたので是非買う前の参考にもおやすみ前のASMRとしても視聴いただきたい。
終わりに
キーボードの値段的に高い部類の中でも安い部類(?)なので、Magic Keyboardからの乗り換えとしても非常におすすめだ。
ちなみにAmazonではK2の今回私が紹介したモデルの販売がないから、楽天から買うのがおすすめ。
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