今回はPanasonicのLEDランタン、BF-AL06Nをレビューする。
元々キャンプ用のランタンとして調達したものだが、普段使いも災害があった時の為にも使えるといいなと思い購入した経緯がある。
実際に使用してみた所、予想以上に良かったのでお伝えする。
サイズ・外観
本体が幅約60mm、奥行約60mm、高さ約130mm
スタンドセット時が幅約70mm、奥行約70mm、高さ約140mm
スタンドセットしても思ったより大きくならない印象だ。
ちなみに電球はガラス製ではなくプラスチックっぽいので、落としても割れないと思う。
何よりこの裸電球感あるシンプルなデザインに心惹かれた。
付属品・電池持ち
本体、スタンド、乾電池3本(エボルタネオ)だ。
このLEDランタンは単3乾電池3本で動く。
エボルタネオで、明るさMAX全色灯の場合、連続約17時間照らせるらしい。
以下参考までにメーカー公称の表を置いておく。
白色・電球色 | 全灯色(白色+電球色) | |
EVOLTA NEO (付属電池) | 明るさ6 : 約33時間 明るさ1 : 約2200時間 | 明るさ6 : 約17時間 明るさ1 : 約1100時間 |
EVOLTA | 明るさ6 : 約30時間 明るさ1 : 約2000時間 | 明るさ6 : 約15時間 明るさ1 : 約1000時間 |
パナソニック アルカリ乾電池 | 明るさ6 : 約24時間 明るさ1 : 約1700時間 | 明るさ6 : 約12時間 明るさ1 : 約850時間 |
付属電池のEVOLTA NEOはかなりの超寿命のようだ。
まとめ買いするとそこまで高くはないようなので、災害用電池として備えておくのも良さそう。(10年保存が効くらしい)
キャンプ等の1〜2泊の用途であれば、エネループ等の充電池でもいけるだろう。
電池の入れ方
少し特殊で、一本だけ電池のプラスマイナスが逆になる。
詳しくは電池を入れる所の内側に入れ方が書いてあるのでその通りにセットしよう。
操作
電源
電球の裏のボタンを押せばふんわりと明るくなる。
フェードアニメーションがかかったような点き方でなんか良い。
特徴的なのはスタンドに置いた時。
電球本体をポンっと押すと電源オンオフが可能。
スタンド底部に出っ張りがあるのでそれでオンオフが出来るようだ。
押すときも心地の良い押し具合でブレることもほぼないので快適だ。
調色
電球側面にあるボタン、下の回転矢印マークが調色変更ボタンだ。
押すごとに白色、電球色、全灯色(白色+電球色)を変えられる。
読書時、キャンプ時の雰囲気作り等用途によって色を変えられるのが良い。
電球色はオレンジが強めの色。
白色は青がやや強い白色。
全灯色はちょうど良い感じのミルキーな白と言った具合か。
調光
上の坂道みたいなマークのボタンが調光だ。
長押しで無段階調整、1回押すごとに6段階の明るさ調整ができる。
ちょっと違いが分かりにくいが大体こんな感じだ。
調色、調光の設定は記憶されるので次回オンにした時は前回の設定が引き継がれる。
ちなみに調光ボタンと調色ボタンを同時に2秒ほど長押しするとライトが点滅し、照度調節の順番が逆になる。(初期設定は調光ボタンを押す度に明るくなる)
明るさ
今回、ゆのっちを電球から約50cmほど離して全灯色で明るさ1,3,6でそれぞれ撮影してみた。
実際の見え方とは少し違うが、体感こんな感じだ。
ちなみに全灯色以外の色は大体この1/2の明るさと思っていただければ良い。
まずは明るさ1(最小)
かなり暗いが何とかゆのっちの顔はわかるかな?という感じ。
枕元灯としてボーッとするくらいの明るさとしてベスト。
ただ、文字を読むとなると結構電球に近づけないとキツイ。
次は明るさ3
ゆのっちの顔は普通にわかるレベル。
夜間のおむつ交換とかに目を刺激しすぎない程度に明るく良さそうである。
最後に明るさ6(最大)
近くだと細部までよく見える。
3〜4m先の人の顔ぐらいなら分かるぐらいの明るさだ。
テント内等小さい空間なら十分な明るさだろう。
ちなみに小説等の小さな字を読むのであれば、明るさ5以上ないと読み辛い。
また、本を読むならばスタンドで使うより、吊して上から照らすべきだと感じた。
使い方
スタンドに置いて
キャンプ、釣り等のアウトドアで電球を引っ掛ける場所がない時にスタンドが役立つ。
もちろん家の中での非常灯の定位置としてや、間接照明としてのスタンドとしても役立つ。
電源オンオフも上から押すだけなので非常に楽。
ちなみにスタンド無しでも自立はするのでご安心を。
手に持って
意外と持ち手部分が長く、しっかりと手に握ることができる。
懐中電灯のように直進性のある光ではないが、家でトイレに行きたいが眩しい光を浴びたくない時、キャンプ場で暗闇を少し移動したい時等に役に立つだろう。
吊るして
電球裏側に直径3mm以内の紐を通す穴がある。
紐を通した後、両端に結び目を作れば裸電球の出来上がりだ。
吊すだけでも雰囲気は最高潮である。
紐を通すと本体をスタンドに入れることができなくなるのは注意が必要だ。
(ものすごい細い糸のようなものであれば大丈夫だが…)
終わりに
枕元灯、アウトドア、災害緊急用、オムツ替え等様々なシーンに使えるのが良い。
電球色固定、光量強弱切り替えのみの廉価バージョン「BF-AL05」もあるが、明るさが「BF-AL06」よりも劣る。折角なら雰囲気も変えられる「BF-AL06N」をお勧めする。
ちなみに「BF-AL06」は本体カラーが白のみで、他カラーがあるものは「BF-AL05」となるので注意。
ちなみにBF-AL06には「BF-AL06N」と「BF-AL06K」があるが、NとKの違いは付属乾電池がEVOLTA NEOかEVOLTAかの違いなだけだ。
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